いつも使用している化粧水である日突然かぶれてしまったり、髪の毛が触れるだけで肌が荒れてしまったり普段の生活もままならない困った肌質「敏感肌」に頭を抱えていませんか?ただでさえ、困った肌質なのに感想の季節に入るともっとひどい肌荒れに悩まされてしまうのは困ったものですよね。そこで今回は敏感肌のための肌荒れ防止法をご紹介します。
肌荒れはなぜ起きる!?敏感肌になる原因

困った敏感肌の肌荒れには以下の要因が考えられます。
- 肌に合わないスキンケアを続けている
- 食生活や睡眠時間、ストレスなど
- ホルモンバランスの乱れ
- アレルギーによる反応
では次項より1つずつ詳しく見ていきましょう。
肌に合わないスキンケアを続けている
「私は脂性肌だから」と、洗顔時に顔をゴシゴシこすってしまったり、「私は感想肌だから」と保湿のためにコットンで思い切り化粧水を叩き込んだりしていませんか?
でも、ちょっと待ってください、その肌質はあなたの自己判断により決まってはいませんか?
このように自分で勝手に思い込んだ肌質によって間違ったスキンケアを続けてしまっている可能性があります。
基本的にお肌は敏感なものです。思い切り擦ったり、コットンで叩いたりして刺激を与えていると、肌の表面の角質層が剥がれたり、傷ついたりして弱くなり、敏感肌につながります。
食生活や睡眠時間、ストレスなど
揚げ物や甘いものが好きで偏った食事を続けている方は要注意です。
肌の再生や潤いに必要なビタミンなどの栄養素が減ってしまい敏感肌の原因になります。
また不規則な生活で睡眠時間が少なかったり、昼夜逆転の生活をしているかたなどは、肌のターンオーバーが十分にできずに敏感肌になってしまっている可能性もあります。
ストレスの溜め過ぎは暴飲暴食のもとになったり、不眠の原因にもなったりします。
結果としてストレスも肌荒れの原因に繋がりますので注意してください。
ホルモンバランスの乱れ
これは出産直後の方や生理中だけ肌が荒れてしまうという方に多い原因です。
しかしこれは半永久的に続く肌荒れではなく、一時的にホルモンバランスが乱れて起こる症状です。
よって、ホルモンバランスによる肌荒れ期間はなるべくリラックスして化粧水などで優しいケアを心がけることが肝心です。
アレルギーによる反応やもともと肌が弱い体質
花粉症やじんましんなどの原因がある方は特に可能性がありますが、敏感肌にはアレルギーによる反応が原因で肌荒れを起こす場合があります。
アレルギーの可能性のある方や正しいケアを行っても肌荒れが治らない場合などには、医師の診察が必要になり、薬による治療法などに進みます。
敏感肌のためのおすすめスキンケア用品3選
ここでは敏感肌のための洗顔・化粧水・保湿クリームのおすすめをご紹介していきます。
洗顔料のおすすめ
カウブランド 無添加泡の洗顔料
出典:@cosme
牛乳石鹸でおなじみのカウブランドから発売された無添加泡の洗顔料です。
植物性アミノ酸系洗浄成分のもっちり泡がやさしくお肌をケアしてくれます。肌への刺激の少ない植物性アミノ酸系の洗浄成分が配合されているので、ゴシゴシ擦らずにもしっかり皮脂や汚れを落としてくれます。セラミド(保湿成分)も配合されているので乾燥対策もバッチリでき、肌のうるおいを守ってくれます。
デリケート肌を考えた無添加・低刺激・厳選素材の洗顔料ですので、敏感肌の洗顔にはピッタリです。
化粧水のおすすめ
アクセーヌ モイストバランス ローション
出典:@cosme
アクセーヌは1973年、皮膚科専門医と9社の企業とともに化粧品の開発をしてきた敏感肌にも頼もしいブランドです。
そんなアクセーヌから発売されているモイストバランスローションは、なじませた瞬間からまるで「肌になる」かのような感覚で肌に浸透してくれます。
ベタつきを感じないサラッとしたテクスチャーで、乾きを知らない肌を1日中キープできる持続型の化粧水です。業界最小レベル「超微細ナノカプセル化技術」が採用されているので、潤い保持にすぐれた成分が超微細化して配合されています。
継続して使用することで、肌本来の透明感と明るさ、ハリを引き出してくれます。
美容液のおすすめ
トリニティーライン 鎮(shi zu me)
出典:@cosme
紫外線、寝不足、乾燥など、日々のさまざまな刺激によって、小さな炎症が発生し、知らないうちに肌老化を引き起こす「隠れ炎症」に着目しているトリニティーラインが開発した新発想の美容液ジェルです。みずみずしい感触で、肌にのせた瞬間にすっと素早く肌に浸透してくれます。
肌の不調を元から抑えてくれるので、いつまでも若々しい印象の肌を保ってくれるすぐれものです。
スキンケア用品は正しく使おう

せっかく敏感肌用の基礎化粧品を用意しても、不用意に顔をゴシゴシと擦ったり、コットンでパタパタと肌を刺激するのは、肌の改善にとって逆効果です。
ここからは、洗顔、化粧水、美容液での正しいケア法をご紹介します。
敏感肌のための正しい洗顔の方法
敏感肌の洗顔方法は「擦らず優しく」が基本です。
まずはぬるめのお湯(30〜35度程度)でシャワーを使わずに手でお湯をすくって顔を濡らします。
もしも洗顔料をつけると痛みがある場合は、このようにお湯で軽くすすぐだけでも皮脂や汚れは十分に落ちます。
洗顔料は泡になって出るタイプのものがおすすめですが、ペースト状や粉上の場合は、手で泡立ててキメの細かい泡にしてから肌にのせましょう。
そのままやさしくマッサージをしてください。この時に絶対に顔をゴシゴシと擦らないように注意してください。
泡を落とす際には、シャワーを使わずに、手でお湯をすくって優しく洗い流してください。
敏感肌のための正しい化粧水のつけ方
そもそも化粧水というのは肌の保湿のために行うケアです。そして敏感肌の方は絶対にコットンでのパッティングは厳禁です。
コットンでのパッティングは一見すると肌に水分を叩き込んでいるように見えますが、余計な刺激を与えているので細かな傷が沢山ついて「ほてり」や「腫れ」などの原因にもなりかねません。
化粧水をつけるときは、まずは両手に適量の化粧水をとり、両手で顔全体を包み込むようにして押さえ、化粧水を肌にじんわりと浸透させるイメージでつけてください。
目のまわりや口のまわりなどは特にお肌がデリケートなので、指の腹を使って丁寧に化粧水をつけるように心がけましょう。
敏感肌のための正しい美容液のつけ方
化粧水をつけ終わったら乳液などでのケアも必要な方は行ってください。しかし、基本的に敏感肌の方の場合は乳液をつけるとかぶれてしまう場合が多いので、美容液でお肌の中に水分を残すようにケアしてあげることをおすすめします。
美容液を適量手にとり、手の温度で十分人肌に温めてから指の腹で丁寧に顔に塗ってください。
目のまわりなどは特に気をつけて塗っていきましょう。
顔全体にクリームが塗り終わったら両手で顔全体を包み込むようにして十分にクリームが肌に浸透するように押さえてあげましょう。
それでも改善されない場合は医師の診療を

適切なケアを行っているのに一向に敏感肌が改善されないという場合には、敏感肌ではなくなんらかの皮膚疾患などの場合があります。
そんな場合は今まで行っていたスキンケアを一旦中断し、速やかに医師の診療を受けるようにしましょう。
まとめ

今回は敏感肌のための肌荒れ対策法をご紹介させて頂きましたが、いかがでしたか?
敏感肌は普段の生活にも支障をきたす厄介な肌質ですので、上手く付き合っていくことがポイントとなります。
これを読んであなたも正しいスキンケア法でスベスベの美肌を目指しましょう。