アトピーは食事で改善できる!?レシピを紹介します!

アトピーの原因はまだ完全に解明されていません。遺伝、生活習慣、ストレスなど様々な要因が複雑に絡み合って症状が出るとされています。中でも、日々の食事はアトピーに大きく関係しているといわれています。食事を変えることでアトピーが改善したという話も聞きます。アトピーにはどのような食事がいいのかレシピとともにご紹介します。

アトピーが起きる原因

アトピー性皮膚炎のおもな症状は、かゆみ、湿疹、かぶれです。かゆみはつらいですし、見た目も気になってしまいますよね。また、汗をかくだけで悪化してしまうので日々、大変な思いをしている方も多いのではないでしょうか。

アトピーは乳幼児に多い病気ですが、最近では、大人の方でアトピーに悩む方が増えているようです。一度、思春期になり治ったアトピーが復活したという方もいるようです。

遺伝的要因も原因の1つで、同じ生活をしていても発症する人としない人がいます。アトピーの原因として最近、注目されているのはカビです。

だれの皮膚にも存在するピティロスポルムというカビに反応してしまう人は、アトピーになってしまうという報告もあります。カビだけでなく、ハウスダストやダニもアトピーの原因となることがあります。

清潔に見える家でもハウスダストやダニが潜んでいることがあります。小さなお子さんがいる家庭では特に気を付けたいですね。また、シャンプーや洗顔、柔軟剤などのすすぎ残しが原因となることもあります。

ほかにも環境の変化やストレスがアトピーの原因だったということもあります。すべての刺激がアトピーの原因になり得ると思って問題ないでしょう。



食事はアトピーの原因なのか

野菜

食事を変えたらアトピーが改善したという人もいるくらいアトピーと食事は密接にかかわっています。原因は詳しく解明されていませんが、以下のことと関係があるのではないかと言われています。

  • 食物アレルギー
  • 食品添加物
  • 農薬など
  • 栄養素の過不足
  • 酸化した食品の摂取

など、様々です。食事とアトピーの関係は、十分な研究がなされていませんが、これらの要因が関係しているのではないかと疑われています。戦後、食生活の欧米化に伴い、アトピーが増加したのも食事の変化と関連がありそうですね。

実際に食事でアトピーが治った方の口コミです。

 

アトピーNGな食べ物について

アトピーの方が、摂取しないほうがいいものをまとめてみました。参考にしてくださいね。

植物油

揚げ物

植物油は、近年のスーパーフードブームで人気ですよね。しかし、アトピーの方はできるだけ控えたほうが良い食品の1つなのです。植物油とは、サラダ油やごま油など、植物の種実を絞って精製した油のことを言います。

最近はココナッツオイルやえごま油なんかが人気ですよね。しかし、これらの植物油の取りすぎは、細胞を覆う細胞膜に油が蓄積されアレルギーを引き起こしやすくなります。

サラダ油など多くの植物油に含まれるリノール酸がアトピーを悪化させるといわれています。また、油のとりすぎによって皮脂が増え、それもアトピーを悪化させる原因になります。

さらに酸化した油を摂取するのもよくないとされています。開封後の油は冷暗所に保管しましょう。アトピーの方は、オリーブオイルなど体に良いとされるオイルでも取りすぎは禁物です。揚げ物はとくによくありません。

また、菓子やドレッシング等にも油が多く含まれているので注意してください。

肉などの動物性たんぱく質

ハンバーグやとんかつ、ステーキ、どれもおいしいですよね。しかし、消化に時間がかかるため、肉などの動物性たんぱく質の取りすぎはあまりよくないとされています。

比較的消化がしやすく、DHAやEPAといった必須脂肪酸が豊富な魚でたんぱく質を摂取するようにしましょう。

刺激物・アルコール

香辛料などの刺激物やアルコールは、かゆみを増進させる可能性があります。摂取すると血行が良くなり、かゆみがひどくなることがあるので、かゆみがあるときには控えるようにしましょう。



白砂糖

市販のケーキや菓子にはほとんどの場合、上白糖が使われていますが、上白糖もアトピーを悪化させるといわれています。上白糖にはビタミンなどの栄養素は一切含まれておらず、甘みを出すためだけに作られているものです。

上白糖は果糖とぶどう糖が結びついたものですが、これは腸内の悪玉菌の好物で、腸内環境を悪化させる原因となります。

腸の働きが悪いと、アレルギーを引き起こしたり、消化が悪くなったりします。また、上白糖は中毒性があり、摂取しすぎることが多いので注意が必要です。甘いものを食べると、もっと食べたくなることってありますよね。

普段のデザートには市販のケーキや菓子を食べずに、オリゴ糖や甜菜糖など腸の働きを助ける成分が含まれた砂糖を使用した甘味を食べてくださいね。。

ヨーグルトなど乳製品

牛乳やヨーグルトなど乳製品にはカゼインというたんぱく質が含まれていますが、このカゼインがアレルギーを引き起こすことがあります。

また、乳糖を分解できない、乳糖不耐症の方は、乳製品を摂取すると消化不良をおこしやすくアトピーが悪化するといわれています。また、ヨーグルトなどに含まれる乳酸菌によって、ビオチン不足を引き起こすともいわれています。

ビオチンは皮膚細胞の活性化を担う成分で、不足するとアトピーの悪化につながります。

卵製品

乳幼児のアトピーの原因で、大きな比重を占めるのが卵です。卵は加工食品に含まれていることが多いので注意が必要です。卵白はとくにアレルギーを起こしやすく、なかでも白身に含まれるオボムコイドという成分は加熱してもアレルギーを防げません。

卵白、卵黄、オボムコイドの3つの項目をアレルギー検査するといいでしょう。

アトピーの人が食べてもよい食事

アトピーの方はどのような食品を摂取すればよいのでしょうか。基本的には、バランスよく、和食を食べるのが良いとされていますよね。

白米

白米は摂取しても問題ありません。しかし、酸化していない白米をたべるようにしてくださいね。精米して時間がたちすぎているものは良くないです。

袋を開けると酸化がはじまるので、あまりたくさん食べない、家族が少ない、という方は小さい袋の白米を買うのが良いかもしれませんね。

青魚に含まれるDHAやEPAはぜひ摂取してほしい栄養素です。オメガ3という言葉を聞いたことがありますか?不飽和脂肪酸といって、動脈硬化などを防ぐ働きをします。

それだけでなく、アトピーを防ぐ効果もあるので積極的に摂取しましょう。逆に、サラダ油などに含まれるリノール酸はオメガ6といって、アトピーを悪化させます。揚げ物などを控えて、メインの食事は焼き魚などにしたいですね。

野菜

野菜には様々な種類がありますが、ビタミンが含まれていたり、食物繊維が含まれていたりするのでアトピーの方には必要な食品です。日々の食事で取り入れたいですね。

なかでも、オリゴ糖やサポニンが含まれるゴボウ、ビタミンAが豊富な小松菜、ビタミンCが豊富なピーマンなどがおすすめです。できるだけ、有機野菜など安全な食品を選んでくださいね。

同じ種類のものばかり食べていても栄養素が偏るので、バランスよく摂取しましょう。

マグネシウムなどのミネラル

海藻や魚介などに含まれているマグネシウムはアトピーの方が食事の中で取り入れるべき栄養素です。体中の酵素の働きを助けます。現代社会においては加工品などの取りすぎが原因でマグネシウムが不足する方が増えています。

マグネシウムの不足はアトピーの原因となるので、積極的に摂取しましょう

栄養素はバランスよく

和食を中心にバランスよく摂取することが大切です。あまり厳しくルールを決めすぎるとストレスになるので、続けやすい方法で食事を改善するのがいいですね。

どうしても甘いものが食べたい場合は週に2~3回までと決めて、米粉やオリゴ糖などでできたケーキや和菓子を食べるといいですよ。自分で作れば、添加物などがなくさらに安心ですよね。

アトピー改善レシピ朝食編

ホットケーキ

朝は腸への負担が少ない食事をしましょう。紹介するのは、米粉のホットケーキです。一人分の材料は①米粉(ケーキ用)20g②豆乳10g③砂糖2g(甜菜糖がおすすめです)④きな粉1g⑤バナナ4分の⑥一本ベーキングパウダー1つまみ、です。

レシピ

  1. バナナと豆乳以外の材料をボウルに入れよく混ぜます
  2. 豆乳を入れてよく混ぜる
  3. バナナを細かく切り、投入する
  4. フライパンを弱火にして、生地を流しいれる
  5. 表面にプツプツと穴があいたら裏返す
  6. ひっくり返したのち1~2分焼く

この米粉ホットケーキのレシピは一般的なホットケーキの材料をアレルギー対応のものに置き換えることでできますね。乳製品を使わずに豆乳を使用し、砂糖は甜菜糖にすることで、アトピーを悪化させにくいです。

バナナには食物繊維が含まれ、腸内環境を整える作用があります。子供でも喜んで食べられる朝ごはんです。すぐにできるのもうれしいですね。このほかに、サラダ、野菜のスープなどと一緒に食べてくださいね。

アトピー改善レシピ昼食編

ビビンバ

次に紹介するレシピは、ビビンバです。こちらは4人分です。材料は①米2合②にんじん150g③もやし150g④小松菜150g⑤合わせ調味料(生姜のしぼり汁10cc白ごま40g酢70ccしそ油小さじ1醤油15cc)

レシピ

  1. 米を炊く
  2. にんじんを千切りに、小松菜は2cmに切る
  3. もやし、にんじん、小松菜を蒸し煮にする(レンジで加熱してもOKです)
  4. 合わせ調味料に3を加える
  5. ごはんのうえに4を盛り付ける

昼食にぴったりな簡単なレシピですね。ビビンバには、わかめスープが良く合います。付け合わせにしてくださいね。

先ほど、植物油はアトピーに良くないとお話ししましたが、このビビンバに使っているシソ油はオメガ3であるαリノレン酸を含む油で、アトピーを悪化させません。青魚などの脂と近い油なのでアトピーの方が摂取しても大丈夫です。

アトピー改善レシピ 夕食編

魚

続いてご紹介するレシピは、魚の煮物です。二人前です。用意するものは、①食べたいお魚(銀だらやカレイなど) 2切れ②生姜 1片③料理酒 250cc最後に追加用に大さじ1④醤油50cc+最後に追加用に大さじ1⑤砂糖50g(アトピーの方は甜菜糖などにしましょう)

レシピ

  1. 生姜はスライスする
  2. 小さめのフライパンにお酒と生姜入れて、沸騰させる
  3. 醤油と砂糖をいれ、煮たたせる。
  4. そこにお魚を加えて、アルミホイルで落し蓋をして、弱火~中火で10分煮る
  5. ひっくり返して更に5分待つ
  6. 追加用の醤油と酒をいれて、煮立たせる

魚の臭みがありますので事前に軽くキッチンペーパー等で水分をおさえてくださいね。また、一度冷ますと味がしみこみ、食べやすくなります。魚だけでなく、一緒に根菜を煮てもいいですね。

また、魚の煮物以外に、わかめともやしの酢の物・ひじきの煮物などの副菜、具だくさん味噌汁・豆腐の澄まし汁などの汁物、白米や雑穀米などの主食を一緒に取り入れてくださいね。



大切なのはバランス

レシピを3つ紹介いたしましたが、何よりも大切なのは食事のバランスです。毎日違うレシピのメニューを食べるようにしてくださいね。また、副菜や汁物などを付け加えることで様々な種類の栄養素を摂取してください。

アトピーに良い食べ方

アトピーの原因のひとつに腸内環境の悪さがあげられます。これは食事のとり方を工夫することで改善することができます。消化の良いものから順に、よく噛んでゆっくりと食べるようにしてください。

サラダや副菜などの野菜から食べ始め、汁物を飲み、魚を食べて、最後のほうに主食をとるようにするといいです。ゆっくりと食べると、血糖値の上昇で満腹感を感じられ、食べすぎを防止できます。

ダイエットにも効果的なのでモチベーションが維持できそうですね。また、調味料はできるだけシンプルにしてください。味噌や醤油、みりんなど古くから日本にある調味料が安心です。

マヨネーズやドレッシングなどもできるだけ使用せずに、薬味などで味を足すようにしてください。ねぎ、大葉、しょうが、みょうが、ゆずなど常備しておきたいですね。

食事を変えてアトピーを改善しよう

食事

いかがでしたか。アトピーの方は食事に制約があり、つらいですよね。しかし、魚中心の和食はダイエットや生活習慣病の予防にも効果的です。アトピー用のレシピだと思わずに健康管理のための食事だと思って気軽に取り入れてくださいね。

いきなりすべてを和食レシピ中心の食事に切り替えるのはむずかしいかとおもいます。少しずつ、1日1食からでもいいので変えてみてくださいね。また、どんなにアトピーによいレシピを作っても食べすぎや食べなさすぎでは効果がありません。

特に食べすぎは、腸が休まる時間がなくアトピーの改善につながりません。必要な成分を必要なだけ摂取するよう心がけてください